愛犬のフラワーショットを撮る下準備

春は花の季節。美しい咲き誇る花を見ると、愛犬といっしょに撮りたくなる人も多いことでしょう。素敵な愛犬のフラワーショットを撮るためには、下準備が必要です。

それは、愛犬に写真モデルとして必要な行動がちゃんとできるようにトレーニングしておくことです。

 

まず基本は、いてほしい場所で、オスワリやフセなど、指示したポーズで「OK」が出るまで、じっとして動かずにいてくれること。

まずは、お家のいろんな場所で、愛犬の撮影会をして、指示したポーズで「OK」が出るまでじっとしていられるか練習しましょう。

 

そして撮影できたらすぐに、ほめて犬のいるところまで近づき、ご褒美として犬の好きなおやつやドッグフードを与えてください。

ここで注意が必要なのは、犬が自分のところに駆け寄った場合は、そこではおやつを与えないこと。

 

犬を元の位置にもどしてから、ご褒美のおやつを与えてください。

もしも、撮影の後、駆け寄ってきた時におやつを与えてしまうと「飼い主のところに駆け寄るとおやつがもらえる」ということを学習してしまうので、どんどんその場所で待つことが我慢できなくなる可能性があるからです。

 

撮影が終わっても、ご褒美のおやつを持ってきてもらえ、OKが出るまでは、そこを動かないということを強化するのが良いでしょう。

もちろん「オイデ」と呼んだ場合は、駆け寄ってきたことをほめて、ご褒美を与えてください。